1. HOME
  2. ブログ
  3. 英語雑感17 : Polyglot(ポリグロット)

英語雑感17 : Polyglot(ポリグロット)

Polyglot(ポリグロット)という言葉を聞かれたことはありますか。語学好きの方はご存知でしょうし、そうでなくてもどこかで耳にし、目にしたことがあると思います。「複数の言語を話せる(書ける)」という意味です。

Polyglotという単語は、ギリシア語起源のpolys(=many)とglot(=language)の組み合わせです。私たち日本人にはあまりピンと来ませんが、ヨーロッパなど多くの国が国境を接している地域では様々な民族が行き来し、様々な言語が飛び交ってきました。

巡礼者や行商人、その他様々な目的で人々が国境を越え、また、意思の疎通を図ってきました。最初は自分の言葉で語りかけ、通じないので相手の言葉を理解しようとしたことでしょう。

その繰り返しで自国語以外の言葉を使うことができるようになり、多言語を話せる人(Polyglot)が出てきたと思われます。特に商人は、物を売り込むためよく来る客の話す様々な言語について最低限のことは言えるようにした筈です。

筆者個人の経験ですが、スイスのレストランでたまたま同席したスイス人の方々のことが記憶に残っています。場所がジュネーブだったこともあり彼らの母国語はフランス語でした。筆者とは英語で話しましたが、彼らはフランス語、英語の他に、ドイツ語、イタリア語、スペイン語を話すとのことでした。

ところで上記のスイスの方は母国語がフランス語ですので、同じラテン語をベースとするイタリア語やスペイン語をマスターするのはさほど難しくないと思います。また、英語やドイツ語にしても広い意味では欧州語という点で近い言語ですから日本人がマスターする難しさとは違うでしょう。

Lingua Francaという言葉があります。辞書を引くと「共通語」などとあります。言葉の由来を調べると、詳しいことは省きますが元々は東地中海で使われたフランス語やイタリア語、ギリシア語などの混成語を指した言葉のようです。Lingua Francaがあることで互いの言語を覚えるよりも簡便に異言語間のコミュニケーションが容易になったのでしょう。

今現在、世界の実質的(de facto standard)な Lingua Francaは英語です。米ドルが世界の基軸通貨であるように米国が世界の中心である限り、様々な分野で英語がLingua Francaであり続けるでしょう。

まずはLingua Francaとしての英語を使いこなせるようにしつつ、他に興味がある言語があれば学習しPolyglotを目指すのも面白いかもしれません。

Follow me!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

PAGE TOP